最初に言っておきます。
ぼく、ここの青紅葉が一番好きかもしれません。
紅葉の時期必ず行こうと早くも誓ってます。
それにしても京都生まれ京都育ちなのに、カメラを買って寺社仏閣を巡るようになるまでこんなに良いとこを知らなかったなんて。。
今更ながら京都は侮れません。
さて、天授庵は南禅寺の塔頭です。
1339年創建。その後応仁の乱で焼失も1602年細川藤孝によって再建されました。
南禅寺は山門と水路閣が有名ですが、そのすぐお隣にもこんなとこがあるんですね。
それではお写真と共に境内へ入って行きましょう。

訪れた日はこの中までは入れませんでした。でも暗い室内の奥に映る庭園の光がすでに綺麗です♪
ここを後にして庭の方に周っていきます。

断っておきますが、写真は全て撮っただけです。
レタッチ等まったくしていません。
こうして見ると奥の方の緑が鮮やかですよね。

無加工ですよ。念のため(笑)
お昼過ぎに行ったのですがこの日は天気も良く夏の強い日差しが緑をキラキラにしてました♪

砂庭に光が反射して綺麗です。
境内に腰を下ろすことができるので何人かの方がここでのんびり語らってました。
ぼくはさらに奥へ。

ここは初めて訪れたのですが、この奥に続く道を見た時に予感がありました。
行ってみると解っていただけると思うのですが、ここから先に何やらすごく美しいものが待ってるような雰囲気が漂っています。
緑に覆われ、そこからこぼれる光が適度に差し込み美しい一枚の絵を描いているようです。
はい。次行きますよ♪


何度も言いますがこれ本当に無加工です。
水の音と差し込む光。緑に覆われた影。すべてが完璧でした。
これ、青紅葉と木漏れ日の綺麗さの究極かも♪
橋の上で座り込むわけにはいかないので遠慮しましたが、可能ならずっと居たいくらいの癒しの場所です。
あんなに難しいリフレクションの写真もここなら超簡単です(笑)
水に映る青紅葉が通常の紅い紅葉になったらどうなるのかもワクワクしちゃいますよね♪
この木の板を通って今度は蓮の葉覆う大きな池へ。


ぼうっと池を見ながらカメラのシャッターを切っていると真下に鯉がいっぱいいました。
すいませんエサ持ってないです。あってもあげちゃダメだよね?
本当にめっちゃ人懐っこい鯉達でした。
ひょっとしたら写真撮って欲しいのかしらと思い一枚。
皆さんイケてます!
池はぐるっと周れます。ここからさらに奥へと歩を進めました。

この飛び石の橋も木漏れ日が最高に良い雰囲気を作ってくれます。
カメラ初心者の僕でこれですからね♪
ちなみにこの右手前に赤い鯉が見えます。やっぱり人懐っこい(笑)

これがまた良かったんですよねー
花手水って最近流行りじゃないですか。
インスタ映えな感じが僕も分かり易くて好きなんですけど、天寿庵の奥にあったこれは花手水といえるのでしょうか?
お水が出て溜まったとこに一枚だけ紅い紅葉の葉っぱ。偶然?作為の無作為?
正体は解りませんが、ぜんぜん目立たないとこにめっちゃ渋い感じで波紋を作るここが僕はすごい好きでした。
しばしぼうっとしてましたね(笑)

最後は一番最初にとった境内の写真の反対側をパシャリ。
緑の鮮やかさが素晴らしいです。
青紅葉が素晴らしいなんて今までまったく思いませんでしたが、今回は本当に参りました。
秋が今から楽しみです。
天寿庵は南禅寺の山門を左手に見てすぐのところにあります。
タクシー乗り場の近くです。京都市内からすぐなのでタクシーでも便利ですが公共交通機関を使うなら地下鉄蹴上駅下車徒歩10分です。
有名な「ねじりんぼ」道は「インクライン」なんかも見れるので歩いても楽しいですよ♪
以下にホームページを貼っておきますのでご確認くださいませ。
https://souda-kyoto.jp/guide/spot/nanzenji-tenjuan.html