ミラーレス一眼レフカメラを購入するとあっちこっち回って写真を撮りたくなるものです。
その点、京都は絵になる庭園を持つ寺社仏閣がいくつもあり、撮る場所に困りません。
思えばいかに京都を今まで知らなかったのか痛感です。
今日は京都の北、大原に来ました。
もちろん有名なのは三千院ですがその参道をスルーしてさらに奥へと進むと宝泉院という小さなお寺があります。
こちらはインスタ映えにもなる額縁庭園の名スポットです。
表で拝観料を払って右に行くとすぐに小さな池に鯉が泳ぐのが見えます。
靴を脱いで中へ。
入るとすぐにシャッターを切りたくなる場所にでます。

囲炉裏の間ですね。
襖を隔てて奥の緑が映えます。
凛とした落ち着いた雰囲気はここで過ごす優しい時間を想像させてくれます。

反対側から見るとこんな感じ。
奥に見える庭にでてみると、、

流行りの花手水ですね。
伺ったのが7月の頭でしたので紫陽花が美しく飾られていました。

庭の青紅葉が池の水面に照らされてとても綺麗です。
ここを庭伝いに目を右の方に向けると樹齢700年の五葉松が現れます。
近江富士をかたどったという名木です。
宝泉院はもともと天台声明の道場である勝林院の塔頭ということなのですが、どう考えてもこっちのほうがメジャー感があります。(笑)

このくらいの樹齢になると倒木の可能性がありますので、支える鉄柱がたくさんです。
でも、それがまたイイセンス♪
早速この五葉松を額縁に見立てて一枚♪♪

イイ感じです。
ここはお茶をいただけるので赤毛氈にお茶碗を置いてみました♪
ここの間は下の写真の通りでそれ程広くはありません。
しかし、なんともセンスの良い落ち着いた美しさがあります。

細かいところを見ていくと次々と可愛いかったり綺麗だったりするところを見つけられます。
この写真の中央左辺りも。

茶器が窓辺に飾られています。
その茶器越しに見える庭園がまた風流です♪
優しい光が窓から入ってきてぼうっとしてると眠たくなってくるような気持ちさえになります。

床の間や襖絵も落ち着いた雰囲気です。
ここも角度を変えるとガラス窓に花が綺麗に飾られていました。

はい。綺麗ですよねー♪
ここだけ切り取ったら急に洋風な感じがします。
では、定番の額縁庭園を一枚いきましょ♪♪

赤い毛氈と額縁のような木の柱。緑の木々が映えてなんともイイ感じです。
ここに雪が降って白くなったところも是非見てみたいですよね!!
ちなみに、この時から僕のカメラのレンズがパワーアップしてまして。今ならもっと鮮やかに撮れるんじゃないかと、近々また行ってみる予定です。
ここでの時間の過ごし方はただただぼうっとしてるのが一番の贅沢♪
まさに癒しの時間を過ごせます。
この時も一時間くらいぼうっとしてたような(笑)
さて、ここで終わりでもいいのですが、帰りにもイイアングルがあったので、、

早くも紅く色づいた紅葉と青紅葉のコントラストがステキです。
ところで、ここと逆方向には宝楽園という日本庭園があります。
水の無くなった池の中を歩くような不思議な雰囲気と葉の中から染み出してくるような木漏れ日がとても綺麗です。

ここも、秋に冬に訪れたい場所でした。
うーん。ほんっとに池の底を歩いてるみたい(笑)
公共交通機関はバスで大原バス停が最寄りです。
大原からなら徒歩15分くらい。
地下鉄なら国際会館駅下車でそこからタクシーで20分くらいでしょうか。
お急ぎの方はこのルートが正解です。
拝観は随時ですが、下記のホームページでご確認してください。
https://souda-kyoto.jp/guide/spot/housenin.html