天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つにして古くから皇室と関わりの深い格式の高い門跡寺院。
平安神宮から真っ直ぐ南に大きな鳥居を通って神宮道という道が走っている。
その道沿い、三条を過ぎた辺りに青蓮院門跡がある。
京都案内のスポットとしても定番の場所で、なんとも風情のある街並みが続いています。
この辺りは春夏秋冬、雨や雪の日でさえ歩いていて心地良い。
癒しのオーラを存分に感じながら訪問しました。

大きくて雰囲気のある門前です。
拝観料を払って中へ。

京都の町中で時折見かける木村英輝氏の蓮の襖絵です。
60面あるそうです。
境内に入ってすぐにこの風景。
しばし時間を忘れて心を奪われます。

お庭を眺めることも。
こちらは霧島の庭方面です。
襖絵との対比が艶やかでやはりウットリでした。

こちらが相阿弥の庭方面です。
美しくも静観な雰囲気が流れています。
まだまだ境内はここからなのですが、かなり長い時間をここで過ごしていたような気がします。
お天気も良かったので風が気持ちいい♪

角度を変えて。
この奥に見える池の前も歩くことができます。
夏の深い緑が印象的なところでした。

絵になりそうだったので、一枚とってみました。
こういうちょっとした窓辺の様子でさえ情緒があります。
では、晨殿へまわってみましょう。

中は本当に広くて、逆にここって入って大丈夫なの?みたいな緊張感があります。
僕が訪れた時は庭師さんがこの辺りは手入れされていてそれを眺めるのも楽しいものでした。

味のある一枚。
金の下地に一気に書かれたような書です。
窓からの光に照らされてめちゃくちゃ鮮やかでした。
こういうのを書けるのって憧れます。書けないけど(笑)
では、お庭へ降りてみましょう。

この日は午前中に小雨が降った後すぐに晴天となったので緑の鮮やかさがハンパなかった!
青紅葉がまだ水に濡れてツヤツヤ♪
苔も嬉しそうに光っていました。
そしてこのお庭がまたマイナスイオン出まくりで癒されます。

情緒があります♪♪
カメラを持ってこういう所を訪れる利点の最たるものは目ざとくなること。
こうした、情緒ある場面をサラッと流さずに気付けることができるようになったのが何よりの収穫です。

ふっかふかの苔です。
思わず寝転がってゴロゴロしたくなりますよね。
もちろん、怒られちゃうのでしませんが(笑)
ちなみにこの右手が桜、奥左手の木が楓だそうです。
それぞれの旬にまた訪れたいものです。

鐘楼です。
そしてなんと、ご自由におつきください。の文字。
一回ついてみました。
こんなところの鐘をつけるとは思ってなっかったので驚きです。
もちろん、心を込めて一回だけ。
ちょっと感動モノの良い音色が境内に流れます。

先程の邸内の写真の外側です。
荘厳な雰囲気。
ここから真っ直ぐ進むと広かった境内も終わりです。
春に秋に美しいであろう木々や場所がいたるところにありました。
時期によってはライトアップもなされるとのことです。
また是非とも訪れたい場所でした。
公共交通機関なら地下鉄東西線で東山駅下車徒歩5分です。
丸山公園から歩いても10分。すぐ北隣が知恩院という場所。合わせて色々と見てまわりたい場所です。
ライトアップに関しては以下のホームページで確認してください。
https://souda-kyoto.jp/guide/spot/shorenin.html