京都から阪急電車で大山崎駅へ。
最寄り駅からは直送のバスが出ているので便利です。
サントリーウィスキー工場のすぐ近所にアサヒビール所蔵の美術館があるのも皮肉なものですが、ちなみにぼくはどちらも好きで大山崎のサントリーウイスキー工場もおすすめです。
こちらはインバウンドが京都で猛威をふるっている時は要予約。しかも何カ月待ちとかもあったんだけど。。
バスを降りてからも少し歩きます。
スニーカーである必要はありませんがハイヒールはおススメしません。
あと、雨降りの日ならツルペタのビジネスシューズも避けたほうがいいですよ。これは体験談なんですけど僕がやらかしたんですよね(笑) 雨降りの日に思いっきり滑ってコケまして。周囲に誰もいなかったのでよかったようなものの、無駄に何にもなかったフリとかしてしまったような(笑)
さて、10分少々も歩くと到着。天気の良い日なら山荘美術館の周りでほっこりするだけでも価値があります。

館内の細かい写真は当然撮影できませんが、館内に入ってすぐに売店。館員の皆様のお出迎え。
その時々で開催されている展示を回ったら地下へ。
地下の常設展示はモネです。
クロードモネの睡蓮。
僕は展示室が混み合っていなければ30分は最低でもぼうっとしてる。
何というか、深呼吸できるんですよね。
確か、アサヒビールの会長さんがこの展示の為にここを買い取ったとかいう話で。
学生時代に美術の教科書で見たような絵画の本物をこんな間近で、しかもやたらめったらと長い行列にさらされることなくゆったりと見れるなんてなかなか無い話じゃないですか?
本当に贅沢な時間を過ごせます。
山荘美術館の名の通り木造建築の中で様々な展示が落ち着いた雰囲気で展示され、その地下に急に現れる(本当に急に現れる!って感じなんです)安藤忠雄氏設計の地中の宝石箱と呼ばれるモネの睡蓮の為に設計された地下美術館。
その美術館自体も美しいので、上の山荘と下の近代的な美術館との対比もぜひ楽しんでください。
地下から戻って庭を見るとまるでモネがこれを描いたかのような睡蓮の庭。

二階のベランダに設置されたカフェテラスでは軽く飲食もできます。
ちょっとした心の洗濯をしたい方に是非おススメです。
サッと回れば1時間。のんびり回れば半日でも贅沢な時間を過ごせます。
帰り道は是非お庭の方にも寄ってみてください。
ささくれた棘が無くなり、ほつれた糸が抜けていくのが解りますよ。
JRなら山崎駅。 阪急電車なら大山崎駅が最寄り。
タクシーでも10分程ですが、上記の通り直通のバスが出ています。
アサヒビール大山崎山荘美術館 (asahibeer-oyamazaki.com)